ギターのアンプから音がでない原因は?シミュレーターの繋ぎ方やおすすめの小型アンプについて
みなさん自分のギターアンプは持っていますか?
Marshall,Mesa boogie,Diezel,VOXなどなど色々なメーカーが出していますね。
しかし家でアンプを使う時、スタジオ備え付けのアンプを使う時に
「あれ?音が出ない!」
なんてことがあると思います。
音が出ないのでは練習ができませんよね。
そんな時の原因や、もしそうなった時どうすれば良いのかまたそれにちなんでシミュレーターの繋ぎ方やおすすめの小型アンプについても を話していきます。
ギターのアンプから音がでない原因は?
今回はだいたいスタジオに置いてあるMARSHALLのスタックアンプで説明していきます。
あれ?音が出ないとなった時まず初めにケーブル類が正しく刺さっているか確認しましょう。
どこかでエフェクターなどでINPUTからINPUT、OUTPUTからOUTPUTに接続されていたりしていないか、そもそもケーブルが刺さっていないなど確認してみましょう。
まだ音が出ませんか?
それでは次にアンプとスピーカーキャビネットが正しく接続されているか確認しましょう。
ギターアンプの裏面にスピーカーアウトがあると思います。
「4Ω」「8Ω」「16Ω」と表示してあるところ、そしてΩ数のセレクトスイッチがあるはずです。
そしてスピーカーキャビネットの裏面にも「4Ω」「8Ω」「16Ω」のインプットがあるはずです。
まずはスピーカーキャビネットのインプットのΩ数を確認しアンプ側のセレクトスイッチのΩ数を合わせそれに合わせたΩ数のアウトプットと接続されているか確認してください。
アンプ側のΩ数がキャビネットのΩ数より大きい場合最悪アンプが壊れてしまうのでスタジオでアンプを使用する前に確認した方がより良いです。
まだ音が出ませんか?
次は各ケーブルの断線やギター本体、エフェクターの故障などを調べてください。
他のケーブルを使用して音が出る場合はケーブルの故障
まずはアンプ直でギターを繋いでみて音が出ない場合音が出ている誰かのケーブルと交換してみて確認しましょう。
そこでもし音が音が出ない場合はギター本体の故障(ジャックの不良、内部の配線の断線など)でしょう。時間を見て後日修理してください・・・
もしアクティブピックアップ(電池を使用するもの:EMGなど)が搭載されている時はの電池を交換しましょう。
エフェクターの故障も同じです。
ギター→エフェクター→アンプ
の順番で1つ1つもしくは2つで繋いでいき故障しているものを探していきましょう。
まだ音が出ませんか?
それならばギターアンプの故障でしょう。
真空管、部品、配線など候補が沢山ありすぎて直すのに時間がかかるので他のアンプを使った方がいいでしょう・・・
スタジオ備え付けのものならば自分で直さず店員に報告してください。
以上になります。
音が出なくて焦るとは思いますが1つ1つ確認していく事が一番の近道なのでみなさん根気よく探していきましょう。
シミュレーターの繋ぎ方
次にアンプシミュレーターの繋ぎ方を説明していきます。
まずアンシミュをライブで使用する際に2つの出力方法があります。
1つ目は
アンシミュのLINEのアウトからPAの宅に送りそのまま外のスピーカーから出す。
2つ目は
アンシミュを実機のアンプのように使用しキャビネットから出た音をマイクで拾い外のスピーカーから出す。
この2つです。
アンシミュにはエフェクター(歪み系やモジュール系、空間系)やスピーカーキャビネットがデータで内蔵されているものがほとんどです。
ライブハウスやスタジオのアンプをで使用する場合アンプの裏面のリターンに接続するのがいいでしょう。
何故かというと表面のインプットに刺すとアンプのプリアンプ(音を作る部分)も通してしまうので家で作ってきた音が劣化してしまう、もしくは狙ってた音が出せなくなってしまうのです。
その為リターンに繋ぐことによりアンプのパワーアンプ(音を増幅する部分)だけを使用できるのでアンシミュを使用する場合はより効率的な方法と言えます。
実機のエフェクターも使用したい場合は歪み系はアンシミュの前モジュール、空間系は後ろに接続しましょう。
おすすめの小型アンプ
スタジオやライブハウスに置いてあるアンプで満足した音作りができない、でも自分で持ってくるには運搬が大変だなという方にはギターアンプには小型アンプがオススメでしょう。
何より自分のアンプを持つことにより機材の知識もついてきますしね。
小型でもライブで使う分には十分な音量が出るのでおすすめの小型アンプを3つ紹介しますね。
・KRANK Rev Jr.Pro
こちらは僕も持っているのですがモダンハイゲインアンプです。
しっかり歪んでもコードの1音1音が聞こえるかつクリーンも綺麗に出せます。
面白いところは「Sweep 」のツマミで出したい帯域の調整ができるところですね。
メタル、ラウド、メロコアなどを演奏している方にはもってこいと言えます。
・Orange Jim Root Terror
僕の大好きなバンドSlipknotのギタリストJim Rootのシグネチャーアンプです。
Orange Rockerverb 100のDirtyチャンネルが詰め込まれたということでモダンハイゲインはもちろん歌ものなどでも使えて汎用性がいいことがオススメですね。
専用スピーカーキャビネットも販売しているのでチェックしてみてください。
・EVH 5150III 50w
エドワード・ヴァン・ヘイレンのシグネチャーアンプとして出された5150ですがピーヴィー社から現在はEVH社から販売されています。
このモデルは過去モデルをしっかり受け継がれていてしっかりレンジの広い歪みをしています。
ツマミが多いので音作りの幅が広いのがいいですね。
以上が僕のオススメ小型アンプです。
自分のバンドを考えどういう音が合うか考え試奏してから買ってみてください。
まとめ
今回は
・ギターのアンプから音がでない原因は?
→ ケーブルやエフェクターの故障、アンプのΩ数を確認しましょう。
・シミュレーターの繋ぎ方
→アンプのリターンに繋ぎましょう
・おすすめの小型アンプ
→ KRANK Rev Jr.Pro , Orange Jim Root Terror ,EVH 5150III 50w
でお送りしました。
いかがでしたでしょうか?
アンプから音が出ない時僕もたまにありますがこの記事に書いてあることを試していけばだいたい解決できるのでぜひ活用していただければなと思います!
機材にも思いやりの心を持ち繊細な気持ちで構いましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!